関東圏での一人暮らしの間取りというテーマについて考えてみましょう。
一人で生活する場合、間取りは日常生活に大きな影響を与えます。
暮らしやすさや快適さを実現するためには、間取りに工夫を凝らす必要があります。
さらに、一人暮らしにおすすめの間取りや、選び方で迷った際に役立つポイントを提案していきます。
異なるタイプの間取りやそれぞれのメリット・デメリットなど、様々な情報を通して、より良い一人暮らし環境を実現するヒントをご紹介します。
間取りよりも重要なこと
間取りについて考える際に、重要なポイントがあります。
一般的に間取りの違いというのは、部屋の数の違いのことを指します。
賃貸を探す際に、間取りよりも先に見た方が良いポイントとは、賃貸全体の面積(広さ)です。
【㎡(平方メートル)】の部分です。
全体の面積(広さ)を見る
一般的な部屋の面積は、1Rよりも1Kの方が広い場合が多いです。
しかし、1Rの方が広いこともあるのです。
同じ家賃だったら、広い部屋の方を選びたいですよね。
後述する、なんちゃって1DKもこちらに該当します。
1Kと同じ広さで、1部屋を分割してDKにしているパターンです。
※例えば、8畳1DKのお部屋で、ダイニング5畳・ほかスペース3畳といった具合に分かれています。
なんちゃって1DKが悪いということではありません。
1DKであることに間違いはないのですから。
1DKだから1Rや1Kよりも広い、と考えてしまいがちなので注意したい部分ですね。
寝室や書斎スペースと、リラックスする部屋をどうしても分けたい!という方に需要がありそうです。
ほか地域で1DKに住んだことがある人にとっては、狭すぎてビックリするレベルだと思います。
選べる間取りについて
これまでの記事でもお伝えしている通り、首都圏・その近郊は家賃が高いです。
そのため、悲しいのですが選択肢は限られてきます。
家賃の予算から考えると【ワンルーム(1R)】または【1K】の2択になるでしょう。
せめて【1DK】としたいところですが…関東圏では、あまり見かけない間取りです。
先にお話しした、なんちゃって1DKなどで驚くことも多いです。
間取りは、それぞれのライフスタイルを基準に決める部分のため、一概にこれがオススメ!ということはありません。
私の場合は、基本的に自炊をするため、1Rではなく1Kを選びます。
1Rの場合
1Rのメリット
- 家賃がリーズナブル
- 単身者や新生活を始める若者にとって手軽で取っつきやすい住まいです。
- 1Rは1Kや1DKに比べてコンパクトな間取りであることが多く、家賃設定が安めです。
- 手入れが簡単
- スペースが限られるため、掃除や片付けが比較的簡単で、手間が少ないのが魅力です。
- 都心に立地している
- 1Rの物件は都心や交通の便が良いエリアに多くあります。通勤や外出が便利なのが魅力的です。
1Rのデメリット
- 生活空間が限定的
- リビング、寝室、キッチンが同一空間に配置されています。
- 部屋が一つのため、スペースが狭くなりがちです。
- 大きな家具や荷物を収納するのが難しいことがあります。
- 居住スペースの使い方に工夫が求められます。
- 収納スペースの不足
- 収納スペースが限られているため、荷物を収納するのが難しいことがあります。工夫が必要です。
- 設備が限定的
- キッチンやバスルームがコンパクトであったり、室内に洗濯機置き場がない場合があります。
- キッチンは、料理しにくい設備の場合が多いです。
- バスルームは、シャワールームのみの場合があります。(シャワー派の人には需要ありそう)
- 将来の拡張性が限られる
- 1Rは単身者向けの住まいであるため、将来的に家族が増えたり、広いスペースが必要になったりする場合には不向きです。
1Kの場合
1Kのメリット
- 生活空間が分かれている
- 1Kは、1部屋+キッチンのため、1Rよりも生活空間が広く感じられます。
- 部屋とキッチンスペースが分かれているため、それぞれの空間で作業ができます。
- 収納スペースが充実
- 1Kには収納スペースが充実していることが多いです。
- クローゼットや収納スペースを有効活用できます。
- キッチンやバスルームが充実
- キッチンやバスルームが広めですが、物件によるため注意が必要です。
- 一般的には調理がしやすかったり、バスタブがついていることがあります。
- 一人暮らし向けの手頃な広さ
- 1Kは一人暮らしに適した広さであり、家賃も1LDKや2Kより手頃であることが多いです。
- 家具の配置が柔軟
- 広めのスペースがあるため、家具の配置が柔軟で、お好みのスタイルにアレンジしやすいです。
1Kのデメリット
- 家賃が高め
- 1Kは、同じ立地条件で比較すると家賃が高めになることがあります。
- 掃除が大変
- 広い生活空間のため、掃除が大変に感じられることがあります。
- 特に一人暮らしの場合、掃除の手間がかかることがあります。
- 収納が足りない場合がある
- 広めのスペースがある一方で、収納が足りない場合があります。
- 特に物を多く持っている方には、工夫が必要です。
- 光環境が悪い場合がある
- 建物の構造や窓の位置によっては、キッチンの光環境が悪く感じられることがあります。
- 日当たりを重視する場合、確認が必要です。
- 一人暮らし向け以外には不向き
- 1Kは一人暮らし向けの広さです。
1LDKを選ぶためには
関東圏でなければ、私は迷わず1LDKの物件を選びますし、実際に住んでいました。
やっぱり広い部屋で暮らしたい!という方は、以下のポイントを考慮してください。
- 長距離移動を覚悟して、できる限り都心から離れた地域を選ぶ
- 築年数が古い物件を選ぶ
- 木造か鉄骨造の物件を選ぶ
- 1階、北向きの部屋を選ぶ
- 予算の多くを家賃に回す(ほか部分で節約する)
コンスタントに物件をチェックしていたら、上記の条件を考慮せずとも良いお部屋と出会えることもあると思います。
あくまで参考程度と思っていただければ幸いです。
特に、築年数が古い物件に住む場合は【エアコン】が新しいか確認する必要があります。
関東圏では、夏場はエアコンが必須です。
古いエアコンのままの場合は、性能が悪く電気代も掛かります。
次回
今回は、賃貸の間取りについての記事でした。
いかがでしたでしょうか?
少しでも参考になれば嬉しいです。
次回は、【部屋の向き】について記事にします。
引き続きよろしくお願いします!
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